Introduction

“ESP”はウェブシステムプロトタイピングフレームワークです。
ウェブベースのシステムを開発運用するフレームワークで、シンプルさと無制限な拡張性の両方を兼ね備えています。

1995年このコンセプトでASPでスタート
1998年から始まったperl版がESP2
2020年現在開発中のphp版がESP3

Who for

このESPのターゲットユーザーはエンジニアではありません。
”密教”のような現在の技術を好む彼らにはおそらく物足りないでしょう。
対象は、なんちゃってプログラマからディレクタ、マネージャ、経営者です。
ロースキル、ノンスキルのプログラマ、作り方より作るものに関心のある人。
ビジネスディレクターのようなビジネスサイドから開発に携わる人。要件定義や設計を担当しドキュメンテーションを効率化したいなら最適です。ドキュメントを書かずにプロトタイピングするかさもなくばドキュメントの自動生成ができます。
複数の開発プロジェクトを並行して進めるマネージャあるいは経営者にも恩恵をもたらすものです。

Concept

以下のコンセプトで作られています。

Tips:すべてを一箇所に

名前=値という一般的な形式ですべての要素を統合的に定義し管理します。
アプリケーション定義とプログラムオブジェクトから、管理情報やプロジェクト情報などを関連するありとあらゆる情報を保存します。
そのうちプログラム本体を構成するものは、アプリケーション定義などのSoft-TipsといわゆるプログラムモジュールのHard-Tipsからなります。
”あの定義はどこ?”とか”ドキュメントとアプリケーション定義に同じことを何度も記述しなくては”のようなよくあるムダを排除します。

Scenario:動作はすべてシナリオで

アプリケーションのすべての動作は”シナリオ”に書かれます。
システムコアの動作からすべてTipsにある”シナリオ”で定義されますので、コアのスタートアップから何を行っているのかすべて透明でカスタマイズ可能です。

Cell Program:小さなモジュール

無論いわゆる”プログラムコード”も必要です。
プログラムはごく小さなポータブルなモジュールとしてコーディングし原則的にTipsに保存します。
モジュールは完全にすべて統一的なAPIで、テストの自動化、プロダクトの最適化がシステマティックに可能です。
モジュールが必要とするパラメータはすべて、これまでのようにモジュールに対してプッシュするのではなく、モジュール側から名前によりプルします。
モジュールの中身は通常のライブラリで構成されますので、既存のすべての資産が有効利用できます。

featuring
Basic consist

基本構成

ESP elements

ESPの構成要素